塾というシステムがこんなに違う!驚きドラマ
コメディ ラブ

塾というシステムがこんなに違う!驚きドラマ

韓ドラを見ていると、隣国の似ているようで違う文化に遭遇する。 話題の「スカイキャッスル」というドラマは日本でもリメイクされたが、受験に対する意識が全く違う。無論、日本でも小さな頃から受験する家庭もあるだろうが、とりわけ高校生の受験に関しては温度がかなり違うのではないか、と思う。これに関しては中国も韓国に近いと思った。学歴社会が凄い。 そして、こちらのドラマを見ると、受験制度や塾というシステムやスター講師のことがよくわかる。 カテゴリとしてはラブコメなのだろうが、お仕事ドラマとして興味深く見られた。 塾が有名な街があって、そこに引っ越ししてくる話も聞く。そのくらい受験や教育に対しての意識が違う。 ドラマはチョン・ギョンホのラブコメ演技が絶妙に上手いのと、爽やかな高校生たちの恋愛パートも良き。映画では凄味ある役の多いチョン・ドヨンの庶民的子育て母ちゃんを見られて面白い。 ミステリーパートは蛇足感あったが、全体的にコミカルで楽しめるドラマだった。

主演:チョン・ギョンホ、チョン・ドヨン

ヒューマンドラマの最高峰
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ヒューマンドラマの最高峰

「応答せよシリーズ」の最新作として注目されたドラマ。 舞台は医療界だが、スーパードクターとか院長へのし上がる権力闘争は皆無。ほぼ悪人がいない。 医大生の頃からの仲良しな5人組が同じ病院で日々働く姿を追うドラマ。 多忙の中、昼休みに出前のサムギョプサルを頬張ったり、夜にバンドの練習をしたり。 5人全員が主役で、更に周りの医療スタッフの事も描くのがすごい。研修医から中堅、看護師、小児科患者の親や肝臓移植コーディネーター、主演たちの親たちまで余す所なく描く。そしてこんなに広く描いても本当に面白い。脱帽。 このドラマに欠点があるとしたら、韓ドラ初心者には登場人物が多すぎて誰が誰だか最初は戸惑うかもしれない。 あまりの登場人物の多さにスタッフは野球チーム分けをして把握したとか。 各科のエピソード(脳外科、小児科、肝臓、産婦人科、胸部外科)に重い患者もいるので涙なしには見られないが、もしかしたら自身や家族を思い出して辛くなってしまう人もいるかもしれない。 「応答せよ」や「刑務所のルールブック」からの嬉しいカメオも出演するので、トータル楽しみが散りばめられた素晴らしいドラマだった。

主演:キム・デミョン、チョ・ジョンソク、チョン・ギョンホ、チョン・ミド、ユ・ヨンソク

何度も見直したベストドラマ
ヒューマン

何度も見直したベストドラマ

韓ドラを見始めた頃はキラキラな韓流スターと呼ばれる容姿端麗な俳優がたくさんいるなぁという印象だったが、こちらのドラマをおすすめされた時にあまりの地味さに驚いた。 それもそのはず、舞台が刑務所。まず衣装が地味。 男ばかりでおじさんが多い。 正当防衛で刑務所に入る国民的野球スター。 同房の個性的な受刑者たちとの日常生活。時に笑って時に泣けて…。ドラマだからか幸いにも善人が多いこの房の、愛すべきキャラたち。それぞれの事情は背景も丁寧に描かれて、刑務官含めた人間関係相関図がどんどん広がる。 刑務所内で野球のトレーニングができるように画策したり、悪人たちの因縁や同房者の出所後エピソードまでとにかく全てのエピソードが見逃せない。 「応答せよ」と同じ制作陣のこちらのドラマ。 実はこの件はこういう事でした、という後出しで描く手法がじんわりと心に沁みる。 世間から叩かれた「悪魔のユ大尉」が収監されて、そこから描かれる軍隊の陰湿な体質に衝撃。自分としては、その後「D.P.」や「新兵」で軍隊を描くドラマの入門にもなった。 原題は「賢い監房生活」。 ここから更に大ヒットする「賢い医師生活」へとまた同じ制作陣で繋がっていく。

主演:チョン・ギョンホ、パク・ヘス

推しが自分より先に自分が好きという設定に誰もが悶絶
ファンタジー ラブ

推しが自分より先に自分が好きという設定に誰もが悶絶

実は自分より推しの方が先に自分を好きだったー。 夢のような設定に、ソルとソンジェの大人パート、高校生パート、大学生パートと時間軸が変わる新鮮さ、 困難の度に再確認する2人の愛に毎週悶絶する視聴者。 親近感あるキャラのキム・ヘユン、演技の上手さが周りのキャラをもグイグイ引き上げる。 ピョン・ウソクはとにかくこのキャラがハマっていた。 ソルは推しのソンジェを危険な目にあわせたくないため、常に1人で行動する。 タイムリープものは、タイムリープする人が主人公。 ソルが元の時代に戻るたびに、ソンジェは「残された人」になる。そこは描かれてないこのドラマ。 なのにそこも表現するピョン・ウソクの説得力ある演技。「またいなくなるんじゃないかと不安になる」ここが切ない。 1番印象的なシーンはソルの認知症の祖母が「時間を旅してるの」と話すシーンに涙。 タイムリープものなのか、パラレルワールドとして考えるのか、見た者同士で盛り上がるドラマだった。

主演:キム・ヘユン、ピョン・ウソク

シリーズ最高の人情ドラマ
ヒューマン ラブ

シリーズ最高の人情ドラマ

応答せよシリーズのラスト。 主人公の子供たちは高校生だが、長屋のような家に暮らす人々の繋がりがメイン。親たち家族も魅力的で、家族間交流がじっくり丁寧に描かれる。貧しくとも助け合って生活をする1988年の韓国の生活が興味深い。 こちらもやはり将来の旦那はどっちだ?もあるが、ここは97と同じく主人公が幼い感じがあった。 また、大人パートが別の俳優が演じるという、シリーズでは初めての演出も。(イ・ミヨンが前半ドラマ内の憧れ芸能人として出てきて、主人公の大人パートを演じる) 97年のレビューでは最初に特殊能力を持たない普通の人々のドラマ、と言いつつも、シリーズここまで見ていくと相手の男子が毎回実は優秀で普通の家庭から検事、医師、棋士、パイロットというのはドラマだなぁとも思う。 今回も同姓不婚、占いで娘の名前を改名、民主化運動デモ、ソバンチャの懐かしい曲など名場面はたくさん。もっと隣国文化や歴史を知りたくなるきっかけとなるドラマでもあった。 それぞれの母たち3人の絆も描かれて、子供を思う親心に何度も泣かされたし、はちゃめちゃに明るい母たちの面白いシーンに爆笑させられた。 ホームドラマ程は長くなく、恋愛ドラマというよりやはり人生ドラマで、キャラクター全員に愛情を感じてしまう。まだこの家族たちがどこかで元気に暮らしているに違いないと思わせる力があるのだ。

主演:イ・ヘリ、コ・ギョンピョ、パク・ボゴム、リュ・ジュンヨル

ノスタルジーがたまらない、笑って泣ける青春群像劇
ヒューマン ラブ

ノスタルジーがたまらない、笑って泣ける青春群像劇

応答せよシリーズの第二弾のこちら。 シリーズの中では特に94が好きだ。 1番好き、と言いつつも、何度か見ていると88の良さが年齢と共にじんわり来る。 97のキャラもカメオで登場。物語は全く別の話なので、単独でこちらから見ても問題は無い。 94は大学生たちが主人公なので、恋愛も盛り上がる。 97は高校生だったので「恋に恋する」主人公だったのが、こちらはもう好きが一途でなかなか面白い三角関係となって盛り上がる。 このドラマを見て、まず驚いたのは応答せよシリーズのオンマとアッパは毎回同じ俳優で、俳優の名前がそのまま使われている、という謎ルールを知ることだろう。(97と親戚とかでは無い) 父母が同じって、あばれはっちゃく、を思い出す。 豪快な笑い方で個性的なアッパのソン・ドンイル。 隙あらば子供たちにご飯をたらふく食べさせたがるオンマがイ・イルファ。 兄のようなスレギと、野球スターのチルボン。主人公はどっちを選ぶのか?やっぱり今回も将来の旦那は誰か?を推測するのだが、この2人がそれぞれ相当にいい男なので本気で悩む視聴者も多かっただろう。 ポケベル、伝言ダイヤル、ワールドカップ、デパート崩落事故。その時の時事ネタや文化がたくさん出てきて、ノスタルジーがたまらない。主人公宅が下宿屋さんなので、地方出身者キャラの話もたくさんあって、それこそ視聴者は上京した頃を重ね合わせたり、色々な立場で懐かしむことができる稀有なドラマだ。韓国の地方の雰囲気や、地方出身者から見る都会の友達への羨望など細かく描かれている。 自分の人生のifを妄想してしまうドラマでもあった。

主演:アラ、チョン・ウ

アイドル狂JKがとにかく面白い青春ドラマ
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アイドル狂JKがとにかく面白い青春ドラマ

韓ドラを長く見ている方たち、韓ドラを愛する方たちが必ずと言っていいほど見ているドラマはたくさんあると思うが、シリーズものならばこれではないだろうか。 そして、韓ドラ初心者に良く聞かれるのもこのシリーズについてが多い。 3作品は関連があるのか? 見る順番はあるのか?  結局どれがオススメなのか?などなど。 自分の中では正直こちら97は他の二つより、そこまでは響かなかった。とは言え面白いドラマだ。 90年代のアイドルブームに猛烈に青春を注ぎ込むシウォン(チョン・ウンジ)を、どうぶつ奇想天外を見る感覚で興味深く観た、というのが感想だ。 そしてこのシリーズ特有の「将来の旦那はいったい誰か?」を視聴者に推察させる仕組みが面白い。これはもしリアルタイムで見ていたらば、翌日学校や職場で話題になって盛り上がったのだろうなと想像。 初恋はあれども、特殊能力や財閥もいない等身大な青春ドラマ。その時代を感じる懐かしさや家族愛にホロっとさせられ、このスタッフ独特の演出を体験してもらい、是非シリーズを制覇してほしい。(そして刑務所のルールブック、賢い医師生活へと見てほしい)

主演:ソ・イングク、チョン・ウンジ

生き辛さを抱えた若者たちの奮闘
ヒューマン ラブ

生き辛さを抱えた若者たちの奮闘

ドラマにドキュメンタリーを導入することで、主演2人の心情を丁寧に描くドラマ。 お互いがお互いより自分の愛が強いと思い合っていて、それだけに別れた理由を知ると切ない。 学生時代の繊細な心の機微、心理描写を文章化して、演出して映像化して詩的な作品に昇華させてすっかり引き込まれる脚本。 それを牽引するチェ・ウシクの演技。こんなに引き込まれたのは彼の演技によるものだと思った。大袈裟な感情表現ではなく、子役から青年期までもピシッと繋がる。 スローテンポなので好き嫌いは分かれそうだが、個人的にはまた見直したくなる素晴らしいドラマであった。

主演:キム・ダミ、チェ・ウシク