視聴中のドラマのこと、推し俳優への思い、韓ドラのソムリエ制作の裏側などを、 気軽に綴る日記です。
酒と韓ドラ 推しは酒
焼酎美味いのか問題 韓ドラにはよく食事と酒のシーンが出てくる。 個人的に店で飲むのも家で飲むのも好きなので、つい韓ドラの酒に目がいってしまう。 好きな俳優はたくさんいるが、【推し俳優】というほど推し活していないので、推しは【酒】ということで。 肝臓がそもそも強いのか?と思うくらい豪快に飲むシーンが韓ドラには多く、やはりあの緑の焼酎瓶が印象的。ペントハウスのようなセレブの話だとワインや泡が多く、史劇だとマッコリ。 挙げたらキリがないだろうが、酒と言えば思い出す韓ドラは… 『酒飲みな都会の女たち』 ほぼほぼアル中なのではと心配するレベルで3人の女性が豪快に飲む。 焼酎を作ってる製造場所を当てるエピソードや、デザートに焼酎をあたためてストローで飲む【ぬるかん】など、お湯割りじゃなくて焼酎を温めるなんて!そんな馬鹿なと仰天したり。とにかく酒と肴に並々ならぬ情熱をかけているドラマだった。韓国料理の甘辛い味付けには、あの焼酎がピッタリなのだろう。 ビールはどうした? お酒と言えば 焼酎>ビール なのかなぁ、と韓ドラを見ていると思う。 生ビールが出てくるシーンを見てもあまり美味しそうではない。ぬるそうなのだ。チメク(チキンとビール)の店でも。チキンは美味しそう。 ビールに焼酎を入れる【爆弾酒】あの有名文化。混ぜることが好きなのだなぁ、と驚く。個人的にはビールがもったいない!と思ってしまうが。度数が足りないのか?いずれにせよ宴会芸としての爆弾酒は飲み会のシーンで何度も出てくる(コップを並べて、小さなコップを上に置いてドミノ倒しみたいにビールに焼酎を入れる)光景だ。 そんな中、ビールメーカーの韓ドラもあった。 『酔いしれるロマンス』 こちらは繊細な性格を男らしくないと言われて育った男と、軍隊に入って男社会をサバイブしてきた女のラブロマンス。それはまるでキリッとしたラガービール(女)と繊細なエールビール(男)のケミ。ただ、アルコール11%のビールはさすが韓国だなぁと思った。そう、度数が強すぎるのだ。ドラマは2人のケミが想像以上に良くかわいいラブロマンスでおすすめだ。 サワーは邪道か ドラマ『未生』の商社で日本の缶チューハイの度数の低さに驚くシーンがあった。飲む意味があるのか?そんなのがマーケットとして受け入れられるのか?と。そう考えると、酒に対する多様性みたいなのは日本って先進国なのかも?ノンアルも最近は美味しい。ノンアルを飲む事自体が恥みたいな部分、韓国だとありそう(偏見か)。日本でファンミーティングをした俳優が、日本の度数の低い酎ハイを前日に美味しく飲んだと言っていたので、若い人は段々と変わってきているのかもしれない。最近はサントリーの角のCMにチュ・ヨンウ、パク・ジフンと今人気の若手俳優が起用されていて、日本も韓国も若者にハイボールが受け入れられているのかなぁと思ったり。 飲みニケーション 焼酎が甘い、という明言が出た『梨泰院クラス』では、あの焼酎の瓶を使った真実ゲームが面白かった。これは大学生のMT(新歓などで合宿するメンバーシップトレーニング)でも良く見る光景だ。『応答せよ94』でもそんなシーンがある。 こちらもコロナ禍移行はきっと変わってきているのかもしれない。日本も若者の酒離れや飲み会は参加しない会社員も増えている。若い人・部下を誘いにくい、という周りの知り合いもたくさんいる。 酒が多いのは韓ドラはPPL(間接広告)がある関係があるのかな?とも思ったが、禁酒テーマのドラマもある。 『禁酒をお願い』 酒好きの家系で、自動車メーカーで働くバリキャリ女性が禁酒をするドラマ。会社の飲み会もこの時代に?と驚くパワハラ・セクハラ・アルハラ描写がたくさんあった。寺にこもって父と姉と3人で禁酒合宿をするなど、酒でやらかした人は見ると酔っ払いあるあるがたくさん出てきて面白かった。 『子どもができました』 こちらは酒が大好きで酒造メーカーで働く主人公の話だったが、主人公が意図せぬ妊娠をしてしまい、そこから美味しいノンアルコールビールを作るというエピソードも。 酒とグルメ。ドラマではないけれど… Netflixの『隣の国のグルメイト』歌手のソン・シギョンさんが松重豊さんと互いの国の推しグルメを紹介し、シギョンさんが美味しそうに酒を飲む。酒を辞めた松重さんはノンアルビールを飲む。美味しそうな食べ物とと異文化グルメ交流が見ていて興味深く、それぞれの地方のグルメを存分に楽しめる番組だった。 これからも韓ドラの酒文化の動向に注目/주목して行きたい。
関連ドラマ:ミセン-未生- ほか
パク・ヘヨン作品に惹かれる理由
韓国ドラマには、いろいろなジャンルがありますよね。 私は気楽に見られるラブコメも好きですが、少し大人で、深い味わいのあるヒューマンドラマも好きです。 そのなかでも、私が特に素晴らしいと思っているのが、脚本家パク・ヘヨンさんの作品です。 今回、パク・ヘヨンさんの新作『誰だって無価値な自分と闘っている(2026)』を見たのですが、改めて、本当に素晴らしい作家さんだなぁと感じました。 パク・ヘヨンさんの過去作である『私の解放日誌(2022)』や『マイ・ディア・ミスター 〜私のおじさん〜(2018)』も、本当に素晴らしかったです。 見終わったあとの余韻がすごくて、しばらく仕事も手につかないくらいでした(笑) それにしても、私はパク・ヘヨンさんの作品のどこに惹かれているのだろう、と考えてみました。 たぶん、日々の中で私がうっすら感じているモヤモヤや違和感、葛藤を、言葉にして、映像にしてくれているところなのだと思います。 普通の人が持っている感覚。 誰もが心のどこかで抱えているけれど、うまく言葉にできない気持ち。 そういうものを丁寧にすくい上げて、「それも美しいものなんだ」と気づかせてくれる。 日常の中にある美しさを拾い上げる力、と言えばいいのでしょうか。 でも、パク・ヘヨンさんの作品は、ただ日常を美しく描くだけではないところも魅力だと思います。 人間の器の小ささや、ずるさ、情けなさのようなものも、きれいごとにせず、そのまま描いてしまう。 そこには少し、容赦のなさのようなものも感じます。 見ていて「うわ、嫌だな」と思うこともあるし、腹が立つこともある。 でも、不思議とその人を完全には嫌いになれないんです。 たぶんそれは、登場人物たちが特別に悪い人間として描かれているのではなく、誰の中にもある弱さや小ささとして描かれているからなのだと思います。 美しさだけではなく、みっともなさも、ずるさも、寂しさも含めて人間を描く。 そのまなざしの深さに、私は強く惹かれているのかもしれません。 そういう感性が、私の心に深く響きます。 自分の中にも、感受性のようなものはある。 でも、それを言葉にしたり、形にしたりするのはなかなか難しい。 だからこそ、パク・ヘヨンさんの作品を見ると、 「素敵なドラマにしてくれてありがとう」 「言葉にしてくれてありがとう」 という気持ちになります。
関連ドラマ:誰だって無価値な自分と闘っている ほか