何かと炎上しやすい育児や母乳も笑いに昇華させる名作ドラマ
一昔前のモーレツ社員のような主人公(最年少42歳で常務になる)ヒョンジンが、高齢出産し、産後ケアセンターで過ごす。その産後ケアセンターの悲喜交々をコメディタッチにドラマ化。 韓国の産後ケアセンターってどんなものだろうか? 日本の俳優さんもここに入ったと芸能ニュースで見たことがあったので、そういう日本にない文化を見るのもかなり面白い。 会社では【偉い人】でも、産後ケアセンターでは肩書きや年齢は関係なく、完全に下っ端なヒョンジン。 ギリギリまで仕事をしていた関係もあって育児情報は待ち合わせない。ケアセンターに入って右往左往する。 ここで牛耳るのはウンジョン・通称サランオンマだ。サランオンマは3人目出産という冠を得て、双子を自然分娩し、完全母乳をやってのけたスーパーママなのだ。 『何でも自然が良し』とするドラマの傾向なのか?とハラハラしたところで、途中から登場するルダ・通称ヨミオンマ。素足、コーヒー飲んで酒も持ち込む。ミルクを堂々とあげる。赤ちゃんのため、と色々我慢し、母の愛情は無限にあるという雰囲気のこのセンターにおいて、ヨミオンマの登場は清々しい。 また、育児や妻のケアに奮闘する夫たちもコミカルに描かれていて目が離せない。ベビーカーを買いにいってどんどんグレードの高いものを買わされるシーンは抱腹絶倒ものだ。 最後まで笑って泣けて、それぞれ自宅に戻ってからの交流も胸熱だった。
主演:オム・ジウォン、チャン・ヘジン、パク・ハソン
地獄の門を開いて不倫暴き大会
ドロドロの不倫を扱ったドラマ。 前半は誰が夫の不倫相手か?ギリギリ誰だかわからないカメラワークが絶妙で、即このドラマに沼る。 そして夫婦の泥試合が始まり、 最後には一人息子に皺寄せがいくところまできっちりと描くエグいドラマだ。夫婦の愛憎劇が交友関係や子供にまで影響を及ぼすところまで、容赦がない。 ドロドロとわかっていても、見てしまう。 おすすめしたくないし、おすすめしたいのだ。
主演:キム・ヒエ、パク・ヘジュン、ハン・ソヒ
舞台挨拶にちょっとだけハマった話
韓ドラを見るようになって、俳優のファンミーティングなるものがこの世にはあるという事を知る。 歌手ならコンサート。俳優なら生で会うには舞台をやっていれば観劇か。も…
関連ドラマ:この恋は初めてだから ほか
ドS同士の異色ファンタジーカップルに笑って泣ける新感覚ドラマ
朝鮮時代から現代にタイムスリップして来るドラマはこれまでもたくさんあった。 今回は女官あがりの王后の強いキャラに圧倒され、現代にきてもめげない、その生活力の強さに惚れ惚れする。 過去の因縁、財閥跡目争い、芸能界で朝鮮時代キャラ大バズり等々全話飽きさせない内容だ。 『ザ・グローリー』『オク氏夫人伝』に続きイム・ジヨンの表情筋や発声に魅了されまくる。そしてホ・ナムジュン!悪役のイメージがあったが、ドS御曹司が変人朝鮮時代ヒロインに翻弄されまくる図、が可笑しくてたまらない。今までで一番合うキャラだった。
主演:イム・ジヨン、ホ・ナムジュン
脱走兵を探すという軍のお仕事から見る徴兵制の恐ろしさ
既に脱走兵の仕事をしている【職業軍人】の仕事なのかと思いきや、入隊した先の任務で、脱走兵を探す任務という。 とてつもなく陰湿な部隊。 ストレス解消のために永遠に上が下を殴るシステム。 部隊だけじゃなく、上官たちもそうだ。 訓練兵なのに、このような責任のある任務をさせられる主人公ジュノ(チョン・ヘイン)。 それでも、部隊の陰湿ないじめ、ムカつく先輩から離れて、シャバに出て脱走兵を探す「D.P.」という任務は 部隊に残された兵員たちからしたら「羨ましい」任務にも見えて。 オープニングでもう泣ける。 男の赤ちゃんが、幼稚園、高校、大学生と成長する映像。 こんなの見たら、親としていたたまれない。何のために君を産んだのか? 陰湿な、不条理ないじめに耐えるため? 国を守るために? この恐ろしい軍へ送らなくてはならない。 ジュノは、貧しくDV父に苦しむ家で育った。 父に殴られないためにボクシングを身につけた。 バイト経験から来るのかその洞察力で上官に一目置かれ。 ハン・ホユル役のク・ギョハン、暗いトーンの話に彼が出てきてパッと明るくなる。 ホユルに「脱走兵」のパターンを教え込まれるジュノと視聴者。 なるほど、脱走兵にも色々いるのかと俄然視聴意欲が上がる。単に集団生活無理で女に貢がせている脱走兵もいれば、部隊で大変な目にあう脱走兵たちなどそのエピソードの重さがずしんとくる。 なぜ今も徴兵制が残っているのか。最大の原因は朝鮮戦争が終結していないこと。 そしてその理由は日本の海外侵略と植民地支配ということが頭から離れなくなる。 軍があることでの男女間の論争(兵役で就職活動に影響)や権力者の兵役逃れ問題、この辺りは韓国ドラマでもたびたび出てくる。 様々な問題を投げかけてくるドラマだ。 「なぜ傍観していたの?」 遺族から主人公へ投げかけられたセリフが忘れられない。
主演:キム・ソンギュン、ク・ギョファン、チョン・ヘイン
ビールを飲みたくなるラブロマンスお仕事ドラマ
女なのに軍隊で一切合切捨てて猪突猛進する女の子と、 男のくせにとずーっと抑圧されて、男性性を押し付けられてきた他人の感情がすぐにわかってしまう男の人の生きにくさが最初は描かれている。 ビール会社とブルワリーのお仕事ドラマを中心に、ラブロマンスもかなり良かった。 2人が付き合ってからのケミも良く、イ・ジョンウォンのラブロマンスドラマの中ではこちらが1番良い(夜に咲く花、はアクション中心だったので)。 脇役のポップ農場にいるおばちゃんがまた良い。韓ドラにおけるお節介おばさんの理想系だ。 配偶者がいなさそうなキャラというのも少し珍しく、女2人で最後世界旅行をするというのも色々と解放されていた。 配偶者を世話しない、でも若い子らをおばちゃんの立場から世話してかわいがる。これが何気に良かった。 面白いドラマには素晴らしい脇役たちがいて、ドラマの信頼度を確保してくれるのだ。
主演:イ・ジョンウォン、キム・セジョン、シン・ドヒョン、ペク・ソンチョル
乾杯は多い方がいい!
グルメ、酒好き集まれ! 何故そこまで飲むのか?30代の女たちが飲みまくる。酒飲んで騒いで仕事や恋愛、家族の事で悩み、友情が胸熱。 ただ飲みまくるだけかと思いきや、けっこうシリアスでジーンとくるものあり。 仕事疲れた後のご飯食べながら見るも良し。 家事育児介護の合間に見るも良し。 好きなジャンル問わずに人にオススメできる爽快ドラマだ。
主演:イ・ソンビン、チェ・シウォン、チョン・ウンジ、ハン・ソナ
予知夢で助け合う3人の関係性に夢中になれるドラマ
予知夢を見るホンジュを中心に、 予知夢を見ていたのは主人公だけではないという展開が面白い。 ジェチャン、ウタクと「予知夢で助け合う」というロールプレイングゲームのような、ワクワク感が味わえた。 予知夢というのはファンタジー要素だが、話の筋が破綻せず予知夢の展開を回避することで幸いにも不幸にもなるという展開を夢中に見られるミステリードラマ。 ホンジュが記者に復帰してからの弁が立つ生き生きとした姿が素敵。 完璧じゃない検事のジェチャンも良かった。 男の嫉妬は怖いなぁ、と悪役のイ・サンヨプも良かった。そして2番手の警官のウタク演じるチョン・ヘインが最高だった。正直こっちとくっついてくれ、と思う視聴者が多かったのでは?このチョン・ヘインのキャラは魅力が爆発していた。
主演:イ・サンヨプ、イ・ジョンソク、チョン・ヘイン、ペ・スジ