私の解放日誌
作品名 私の解放日誌
放送年 2022年
ジャンル
ヒューマン
特色タグ
家族
印象タグ
ほっこり 切ない 泣ける
主演 イ・エル / イ・ミンギ / キム・ジウォン
概要 調な生活にはもううんざり。代わり映えしない毎日から抜け出したいと願う3人のきょうだいが、自由と生きがいを求めて奮闘する姿を描く。

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よるむソムリエのレビュー

隅々までのすべての登場人物が愛おしい

毎週の配信を配信直後に見て、次週までにまた最初から見て、日曜23:00過ぎの最終回を配信後すぐに見るために有給をとったという大事なドラマ


元々大好きだったソン・ソックに骨抜きになった1作。


・・・・・・

台詞がやや哲学的
登場人物の心情を風景、画面から感じる風や光から読み取るところも多く正直やや難解


その意図を1つ残らずくみ取ろうとのめりこんでいくか
面倒くさくて匙投げちゃうか



事件もないし
タイムスリップもないし
初恋との再会もない


嵌る人はどっぷりだし
全然な人には全然な両極端なドラマ。

4話まで見て世界観に浸れなければ放棄してもいいかも。


・・・・・

内に溜め込むタイプの3兄妹の末っ子ミジョン(キム・ジウォン)
離れに住むほとんどしゃべらない謎の男、ク氏(ソン・ソック)
この静かで不思議な組み合わせ

一緒にいてもほとんど言葉を発しないのに
息を止めてどちらかしゃべるの待つ(笑)


ク氏の背景が全くわからず
終着点に全く想像がつかない


韓ドラはある程度最後は読めるものが多いので
その点だけでもまんまと沼にはまる。




そして静かな2人と対極に
マシンガントークなミジョンの兄(イ・ミンギ)と姉(イ・エル)

彼らもそれぞれの生きづらさを抱えながら
不器用ながらにそれぞれ地道に進んでいく姿に


最初はうるさくてやや不快だったのが
いつの間にかおそろしく愛おしさがこみ上げる。


はたまたミジョンの職場の
人間関係苦手な人たちの集まり「解放クラブ」


さらにはチャンヒ(イ・ミンギ)の冴えない友人たちまで



いろんな種類の人たちの
それぞれの「解放」


誰かに自分を重ねて

回り道な姿を応援して


じんわり琴線に触れるドラマ。



説明がおそろしく少ないので
人によって解釈見方も違うであろうところが良さでもあり悪さでもある。


嵌ると見終わった人と語りたくなります。

OSTもめちゃめちゃ良くていまだよく聴いています。



ソン・ソックブームを作った1作だけど

実はイ・ミンギ主役だという脚本


ソンソックに骨抜きになりつつも
イミンギで大泣き


日常に疲れたあなたに。


明るいお話ではないのに
何故か光が差すような

そんな感覚を味わってみてほしいです。

こんな人におすすめ: 人間ドラマをじっくり味わいたい人に・仕事や人間関係に疲れている人に

総合評価: ★★★★★

このドラマの他のソムリエ評価

🍷 カンニムソムリエ

解放クラブに入りたい

いったいどんなドラマなのだろうと見始めて思う。 登場人物は、あまり笑わない人ばかり。 ホームドラマのように家族で食卓を囲むが、会話はあまりない。田舎で自営業や畑仕事をする親と、田舎から3時間かけてソウルまで通勤する三姉弟たち。 父はほぼ喋らないし、台所仕事から自営や畑仕事と休む間もない母は険しい顔をして夫と成人した3人の子と近所に住む社員の男の世話を焼く。辛い…。 姉も兄も妹も、職場に着けばそれなりに社会性を発揮するものの、家にいる時の家族とのそれは質素でリアルな態度。飲み会も終電が早いから兄妹で待ち合わせてタクシー乗ったり。 ドキュメンタリー番組でも見ているのか? このドラマを見始めた頃は暗いトーンに怯んでしまった。 しかし末っ子ミジョン、長女ギジョン、長男チャンヒの個性的な振る舞いは見ていて本当に味わい深い。 愛される自信はないが嫌われない自信はあるミジョン。 最後に誰でもいいから愛し合いたいギジョン。 自分自身の好き嫌いが論理のチャンヒ。 そしてミジョンたちの家に住み込みで働く謎多き男、ク氏。 自分の兄弟姉妹構成によって、共感ポイントも違ってくると思う。 ミジョンが会社のサークルに入りたくないからと、窓際族3人で解放倶楽部を作る。ミジョンの大人しそうでいて漢前な感じがとても良き。 ク氏とミジョンの名場面、名セリフも多いが普通の恋愛ドラマで女性が言いそうなセリフが皆無だったのも好感。「私を崇めて」は忘れられない。 もわっとした湿度たっぷりの夏が味わえる季節感がある珍しいドラマだった。 みんな進むべき道をみつけて解放されていくドラマで、 見ている者も一皮剥けたような気持ちになれた。

🍷 志野ソムリエ

見終わったあと、自分の人生を考えたくなる

登場人物たちのありのままの姿を丁寧に描きながら、「解放」というテーマを深く掘り下げた作品です。 見ているうちに、完全な解放なんて簡単に手に入るものではなく、痛みや葛藤を伴いながら少しずつ近づいていくものなのかもしれないと感じました。 中でもミジョンとク氏の関係は本当に印象的で、互いの存在が救いになっていく描写に強く心を動かされました。派手な展開ではないのに、見終わったあとに人生について考えたくなる、素晴らしいドラマです。

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