| 作品名 | D.P. -脱走兵追跡官- |
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| 放送年 | 2021年 |
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| 印象タグ |
| 主演 | キム・ソンギュン / ク・ギョファン / チョン・ヘイン |
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| 概要 | 兵役中の脱走兵を追う部隊に配属された青年が、兵士たちが抱える過酷な現実と向き合っていく社会派ドラマ。重く鋭いテーマ性が印象的。 |
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カンニムソムリエのレビュー
脱走兵を探すという軍のお仕事から見る徴兵制の恐ろしさ
既に脱走兵の仕事をしている【職業軍人】の仕事なのかと思いきや、入隊した先の任務で、脱走兵を探す任務という。
とてつもなく陰湿な部隊。
ストレス解消のために永遠に上が下を殴るシステム。
部隊だけじゃなく、上官たちもそうだ。
訓練兵なのに、このような責任のある任務をさせられる主人公ジュノ(チョン・ヘイン)。
それでも、部隊の陰湿ないじめ、ムカつく先輩から離れて、シャバに出て脱走兵を探す「D.P.」という任務は
部隊に残された兵員たちからしたら「羨ましい」任務にも見えて。
オープニングでもう泣ける。
男の赤ちゃんが、幼稚園、高校、大学生と成長する映像。
こんなの見たら、親としていたたまれない。何のために君を産んだのか?
陰湿な、不条理ないじめに耐えるため?
国を守るために?
この恐ろしい軍へ送らなくてはならない。
ジュノは、貧しくDV父に苦しむ家で育った。
父に殴られないためにボクシングを身につけた。
バイト経験から来るのかその洞察力で上官に一目置かれ。
ハン・ホユル役のク・ギョハン、暗いトーンの話に彼が出てきてパッと明るくなる。
ホユルに「脱走兵」のパターンを教え込まれるジュノと視聴者。
なるほど、脱走兵にも色々いるのかと俄然視聴意欲が上がる。単に集団生活無理で女に貢がせている脱走兵もいれば、部隊で大変な目にあう脱走兵たちなどそのエピソードの重さがずしんとくる。
なぜ今も徴兵制が残っているのか。最大の原因は朝鮮戦争が終結していないこと。
そしてその理由は日本の海外侵略と植民地支配ということが頭から離れなくなる。
軍があることでの男女間の論争(兵役で就職活動に影響)や権力者の兵役逃れ問題、この辺りは韓国ドラマでもたびたび出てくる。
様々な問題を投げかけてくるドラマだ。
「なぜ傍観していたの?」
遺族から主人公へ投げかけられたセリフが忘れられない。
こんな人におすすめ: 泣ける作品を見たい人に・人間ドラマをじっくり味わいたい人に
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